2012年01月16日
2008年05月24日
お薬手帳の利用法
現在私の薬局では内科・小児科等が多くを占めています。後期高齢者の患者さんにお薬手帳の配布が義務づけられて2ヶ月近く経ちますが、今の本当の感想はとても便利だと言うことです。
以前、お薬手帳でも書きましたが、他の病院・医院で処方された薬が分かるため、重複投与や相互作用を回避することが出来ます。
この手帳を利用するためにはお金がかかります。1回の処方で15点(150円)1割負担で、10~20円、3割負担で40~50円となります(公費を持ってたれる方はこの限りではありません)。
確かに負担金がかかるものですが、その費用に見合ったものがあると思えます。
現在はジェネリックの普及でいろんな商品名の医薬品が流通しているため、なかなか相互作用・重複作用を見つけ出すことが困難となっています。
この手帳を使うことでこれらの事が回避できるのであれば良いのではないかと考えます。
特に小児科にかかっている患者さんのご両親様には、お子様の薬害を防ぐために利用していただきたい手帳です。