ななしま薬局・そよかぜ薬局|長崎県長崎市・長与町

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妊婦と内服

2010-01-19

 妊婦さんの立場からは 薬の影響を受けやすい時期は出来るだけ薬は飲みたくないそうです。私は男なので影響がなければと思うところもありますが、お腹に新しい命を宿している女性は少しでもリスクを避けたいと思うそうです。
 一般的に、妊娠5~12週が薬の影響をもっとも受けやすい時期です。この時期は生理不順で遅れているだけかもしれないし、妊娠しているかもしれないという微妙な時期です。生理が遅れたり、妊娠している可能性がある方は自分勝手に薬を飲まないで産婦人科を受診してください。
もし解らずに薬を飲んだから、胎児に影響する確率の方がきわめて低いです。その可能性があると言うだけです。
ただ、全くリスクがないわけではないので、妊娠している可能性のある方は産婦人科の受診をおすすめします。
妊娠と薬

アンタビュース作用

2010-01-11

 酒と抗生物質を一緒に飲むと通常より顔が赤くなったり、頭痛がしたりするなどの症状が出ることがあります。
お酒を飲むと肝臓でアルコールはアルコール脱水素酵素(ADH)、アルデヒド脱水素酵素(ALDH)の働きによって、代謝されていきます。アルコールから代謝されたアセトアルデヒドによって頭痛、顔面紅潮、発汗、頻脈、動悸、血圧低下、悪心、嘔吐等の症状が現れてきます。
すべてのセフェム系抗生物質で起こるわけではないのですが、一部のセフェム系抗生物質の中にアルデヒド脱水素酵素(ALDH)を抑えるものがあります。
その薬剤とお酒を一緒に飲むと、体内のアセトアルデヒド血中濃度が上がり、頭痛、顔面紅潮、発汗、頻脈、動悸、血圧低下、悪心、嘔吐等の症状が出ることがあります。
セフェム系抗生物質だけではなくほかの薬剤でも起こるものがあるので、お酒と薬を一緒に使用することは避けてください。
不明な点はかかりつけ薬局の薬剤師にご相談ください。

薬と酒

2010-01-02

私は家ではほとんど飲まないのですが、仕事関係ではよく飲むことがあります。
私も体調が悪いときに薬に世話になります。風邪をひいている時に飲みに行かなければいけないときはつらいものがあります。
一般の風邪薬には抗ヒスタミン剤(鼻水止め)が含まれており、この薬剤を服用してからアルコールを飲んだりしたら、抗ヒスタミン剤とアルコールが相互作用を起こし、眠気・ふらつき・口渇等の副作用が通常の倍以上出現する可能性があります。
また、風邪薬だけではなく睡眠薬や安定剤もアルコールと併用することで、同じような副作用が起きてしまいます。
服用する薬剤や飲むアルコールの量、体質にも関わってくるのですが、薬剤とアルコールの併用は危険がつきまといますので避けてください。

インペアード・パフォーマンス

2009-09-02

 インペアード・パフォーマンスって聞き慣れない言葉ですね。インペアード・パフォーマンスって何でしょう?
 抗ヒスタミン薬(痒み止め・鼻水止めなど)を飲むと、患者全体の20~30%は、眠気やだるさを自覚するといわれます。私も結構眠くなります。しかし、残りの人は眠気を感じないと言います。
でも、その残りの80~70%の方の一部では、精神機能や運動機能などに影響が現れているケースが多いのです。
知らず知らずのうちに集中力や、作業能力が低下した状態で、眠気とは違い本人が自覚しにくいものです。例えば自分はしっかりしているつもりなのに簡単な計算問題を間違えたり、英単語を覚えたりするときにいつもより効率が悪かったりする事があります。この機能低下を
「インペアード・パフォーマンス」と言います。
 インペアード・パフォーマンスは薬が脳に移行して起こってしまいます。最近は脳に移行しにくい薬が開発されいます。
車を運転する方・受験勉強の方などこのインペアード・パフォーマンスを起こすと困る方は主治医によく相談してみてください。

うがい

2009-02-14

私は仕事上マスクを使用しないといけないのですが、息苦しさが苦手のためあまり使用していません。マスクを使用しない代わり結構頻繁にうがいをしています。
 口の中は常に外部の空気に触れているために、多くの雑菌が付着しています。同じように喉にも雑菌が付着しているので、うがいをすると風邪などの予防には効果があると考えます。
 喉に腫れや痛みを感じないようであれば、水道水で十分だと思いますが、喉が痛かったりむずむずする場合は塩うがいや薬によるうがいが良いでしょう。
喉の粘膜に付着した菌は時間の経過とともに体の中に入っていきます。その菌を体から外に出すためには、家に戻ったら早めの手洗い・うがいを心がけましょう。
あるサイトで読んだのですが、2月6日に東京で行われた文部科学省主催の一般講演会である大学の
教授が「私達は子供の頃からうがい手洗いをしましょうといわれているが、海外では風邪やインフルエンザ対策のためにうがいを推奨しているという話は一度も聞いたことがない。うがい出来る範囲は限られており、花からの恣意乳は防げない。1983年からインフルエンザの研究をしているが、うがいで感染を防げるとは思わない」と述べた。一方で「手洗いは重要。マスクはしないよりした方がよい」と指摘した。
否定は出来ないところがありますが、すべてがそうなか疑問が残るところです。

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