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哀しい結果

2010-06-25

本日の毎日新聞で哀しい報告がなされていました。
『精神薬の大量服用で救急出動倍増 東京、大阪など10年で
2010年6月25日 提供:毎日新聞社
 自殺や自傷目的で向精神薬などの薬物を大量に飲んだとして消防が救急出動した件数が東京都と3政令市で08年までの10年間で約2倍に増えたことが毎日新聞の調べで分かった。向精神薬を主に処方する精神科や心療内科の診療所が同時期に1・5倍に急増し、受診の機会が増えたことが背景にあるとみられる。厚生労働省研究班も向精神薬乱用の実態調査に乗り出した。
 本紙の調査は、東京都と政令市、県庁所在地の計52自治体の消防局と消防本部を対象に実施。自殺や自傷目的で向精神薬や市販薬を過量服薬したとして救急出動した件数(一部は搬送件数。農薬など毒物もわずかに含む)を尋ねたところ、7割にあたる37都市から回答を得た。うち99~08年の10年間のデータを回答した札幌市、東京都、大阪市、北九州市の4都市について出動件数の推移をまとめた。
 調査結果によると、4都市の救急出動の総数は05年の96万9517件をピークに減少に転じ、08年は05年比で約1割減った。一方、過量服薬による出動は99年には2217件だったが、05年に4000件を超え、08年には過去最多の4213件となった。
 また08年の36都市(09年分のみ回答した山口市を除く)の過量服薬による出動は計8424件に上った。都市別では最多は東京都の1615件(搬送数)、次いで大阪市の1473件だった。』
都市部と地方では若干の違いはあるでしょうが、この記事を読んだ時にまんざら嘘ではないと感じます。
来週、長崎県のどこかで薬物乱用防止教室の講話を行うのですが、このOD(over dose)に関してきちんと啓蒙していきたいと思います。

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