ななしま薬局・そよかぜ薬局|長崎県長崎市・長与町

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ちょっと嬉しいメール

2011-11-30

先日、薬局に処方箋を持ってくれた親子連れの患者さんの薬が注文中で、あと10分程度で到着する予定でした。
そのことを説明したら、快く待ってくれました。
その患者さんは親、かかりつけ薬局にしてくれてたのですが、子供さんと会うのは、何年ぶり?と言った感じです。
患者さんが待ってくれている間、他の患者さんがいなかったので、子供さんに
「久しぶり~、元気していた?大きくなったね!」など声をかけてみました。
やはり、小学生の頃とは違って中学生になるときちんと返事ができるようになり、
「さすが中学生と」感心しました。
大きなお世話だったのでしょうが、その子に将来の夢を聞いてみました。
その子はソーシャルワーカーになって、医療職と患者さんの橋渡しをしたいと
瞳を輝かせながら話してくれました。
最近の若者は等と耳にすることがありますが、自分の目標を持っているその子はとても輝いて見えました。
その後薬を渡し、その親子は帰路につきました。
その夜、私の元に一通のメールが届き、誰だろうと?みてみると、
その日、薬が足りなくて、待たせた患者さん本人からでした。
帰宅後、親子で私のことを話した内容だそうです。
ちょっと照れくさいのですが、とても嬉しかったのでアップしてみました。
『七嶋先生は、年令で言えば、たぶん結構なおじさんなんだろうけど、中学二年の自分とも気軽に話してくれて全く緊張せんかった。話してて嬉しいし
私やお母さんは“自然のままに生きているから”お腹が空けば機嫌が悪くなるし、体調が悪かったり、精神的に凹んでいればテンションが下がるやろ
でも七嶋先生はいつも薬局でおんなじ佇まいで居る。それは私が保育園の時から変わらない。不思議
…お母さんは私にいつも「湖みたいな人になって欲しい」って言うやろ
今まではあんまりピンと来なかったけど、今日七嶋先生と話してて何となくわかった気がするとさ
七嶋先生は湖みたいな人だと思った。広くて深くていつも湖面が平らでさ。
苦しい人(患者さん)にはいつも水(薬や知識)を与えてくれるし。まあ仕事だから当たり前かな
波を立てようとして湖に入ろうとしても、その淵は青を通り越してすっごく暗くて、足を入れるのが怖くなっちゃうくらいに深いと思う。
澄んで穏やかなだけの湖じゃなくて、「深さ」も大切だと思った
いつかお父さんにもお母さんにも話せない悩み事が出来た時、七嶋先生みたいな大人のひとに相談できたらいい。
七嶋先生が学校の担任だったらいいのに』
中学生らしい素直な気持ちが、伝わってきました。
本当はこのメールに書いてあるような、すばらしい人間ではないのですが・・・。
このメールを貰って、いつも誰かにみられているんだ、見せかけの優しさなどでは
絶対ばれてしまうと思いました。

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