学生とともに
2008-09-14
ななしま薬局に実務実習に来てくれた学生さんにダルクの見学をしてもらうは恒例となっています。今回も9月11日に学生さんと一緒に行ってきました。
薬剤師という薬物を専門にする仕事に就きながら、薬物の乱用による苦しみから抜け出せない多くの人がいることを知らない(知ってても知らないふり)方がいる中、せめて私の薬局に実務実習に来てくれた学生さんには、現実を知ってほしいとダルクを訪問するようにしています。
1時間半のミーティングに参加していつも思うことがあります。自分のことを話すって結構恥ずかしいんだけど、すっきりするんですよね。
それと、ダルクにおじゃまするようになって3年を過ぎ薬物乱用を行った方と知り合いになってきて、色んなことを話すようになってみると本当に普通の方なんですよね。
以前の私は薬物を使っているというだけで、その方を色眼鏡で見てしまっていたことを恥ずかしく思いながら、ミーティングに参加してきました。
学生さんがミーティングに参加して、どんな気持ちになったかは確認していませんが、薬物を使う人にも色んな背景があり、薬物を使ったことだけを見ずにいてもらいたいものです。