熊本地震ボランティア
2016-04-20
ボランティアから帰ってきて疲れているはずなのに、なかなか眠れない。
きつかったけど参加して本当に良かったと思えるものだった。
でも、この3日の中で自分との弱さとも直面した。
初日はがむしゃらに働き、いろんな指示も受けながら周りを見る余裕はあまりなかった。
2日目、朝7時から夜中までの作業。
外は冷え切り心底寒い
疲れと空腹もあったが、それでも頑張った。
新しい患者さんに薬を渡そうとしたとき、隣の被災者の方から
「どうして、私の薬はもらえないですか？」
先ずは、患者さんに薬を渡した後対応。
ここが緊急医療であること、すべての薬が手に入りにくいこと等説明した後、言われた一言
「あんた達はどうせ人ごとやもんね、俺たちの気持ちはわからんとさ」
何も言い返せなかった。哀しかったけど、ムカッともした。
こんなことを言ったらいけないんだろうけど、昨日から飲まず食わず、
きつい思いして頑張っているのに・・・。
でも、被災者の方は好きでここに居るわけではないのに、
私たちの何倍もつらい思いをしているのに、
こんなことを思ってしまう自分が悔しくてたまらなかった。
