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「睾丸」が体の外にぶらさがっているのは何故?

2009-04-05

男性は2個の睾丸を持ち、そこで精子が作られています。人類にとって大事な子孫を残す生殖器です。そんな大事なものであれば体の中にあった方が良いのに、体外へぶらさがっているというのは、とても不安な気がします。
でも、体外にぶら下がっていなければいけない重要な理由があります。
最初にも書きましたが、睾丸は精子を作ると言った目的があります。だからこそ、睾丸は体外に付いているのです。
精子が作られるのに適した温度が35度といわれています。
しかし、体内の温度は36度~37度くらいあるので、そこでは元気な精子を作ることが出来ません。
体外に睾丸を置くことで精子を作るに適した35度に保っています。
睾丸は入っている袋は陰嚢(いんのう)とよばれていて、精子を作るのに適した温度を維持しようします。陰嚢の表面にはたくさんのしわがあり、暑い夏には伸びて陰嚢の表面積を広げ熱を放出しやすくし、寒い冬は縮こまって陰嚢の表面積を小さくして熱の放出を防ぐのです。

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