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ヘルパンギーナ

2010-08-01

 ヘルパンギーナは、夏風邪の一種で乳幼児の間で流行しやく、38~40度の高熱が2~3日続きます。特徴は扁桃腺の上の方に小さな水疱が数個~十数個できることです。
水疱の周りが赤く腫れ、2~3日で水疱は2~3mmの大きさになります。それがつぶれると潰瘍になり、痛みも増し、飲んだり、食べたりができなくなることもあります。
水分が十分にとれないと、脱水症になることもあります。
なかには唾液を飲み込む事も出来なくなり、よだれが多くなります。
熱は2~3日で下がり、潰瘍も1週間ほどで治ります。
原因となるウイルスは、エンテロウイルスです。
感染者からくしゃみや咳で飛び散った唾液や、便に含まれるウイルスで感染します。
感染者が使ったタオルやコップ、発病した赤ちゃんのオムツの世話をした後の手を介した感染するので、周りの人も手洗い・うがいに努めましょう。
ヘルパンギーナはそれ自体は心配する病気ではありませんが、前述もしたように、喉の痛みのためものを食べたがりません。高熱と夏の猛暑のため脱水症状を呈する場合も少なくないので、水分摂取に心がけて下さい。

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