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リンゴ病(伝染性紅斑)

2010-08-02

初夏から秋にかけて流行する病気で、ほっぺが「りんご」のように赤くなるので、りんご病と呼ばれているウイルス疾患です。
ヒトパルボウイルスB19の初感染によるもので、潜伏期は約1週間で、その後に軽い発熱を催すことがあります。
この発熱時がいちばん感染力をもつ時期で、他者にうつります。
顔に紅斑が出る時期には、ウイルスは力を失い、感染力はありません。
特効薬はなく、発赤部にかゆみ止めを使うことがあります。
そのままで、約1週間で赤みがひいていきます。
入浴時に、暖まりすぎるとかゆ気が強くなるので注意して下さい。
妊娠中の方がかかると、胎児の赤血球が壊され、流産の原因になることも知られています。
流行している時、妊婦さんは注意が必要です。

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