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乾燥肌

2009-01-15

 冬になるとつきまとってくるのが皮膚のかゆみですよね。私もお風呂に入って体が温まったり、外から暖かい部屋に入ったりすると脇腹のところや太もも、腕、おしりの辺りがかゆくなります。  
この「かゆみ」の原因は乾燥肌と言われています。冬は空気が乾燥し皮膚の水分も失われやすくなります。皮膚は角質細胞間脂質と皮脂によって外から体を守っていますが、乾燥により角質細胞間脂質と皮脂が少なくなり、皮膚のバリアー機能が低下します。そのバリアー機能が低下するためバリアーのなくなった皮膚にはかゆみの原因なる物質が内部に侵入しやすくなりますし、外部刺激が浸透しやすくなります。
 皮膚の深部にはマスト細胞といわれるかゆみの原因物質の一つであるヒスタミンを多量に含む細胞があります。アレルギー物質などにより外部からの刺激をうけたりすると、ヒスタミンを放出し神経にかゆみを伝えます。こうしてかゆくて皮膚をかくとさらにかゆくなるという悪循環に陥ってしまいます。
 日頃から皮膚をかいていると神経が過敏になり、かゆみがひどくなってきます。
 乾燥している時期、きちんとスキンケアーをすることをおすすめします。ちょっとひどくなってきた方は皮膚科受診をお勧めします。

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