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四十肩・五十肩はどうして起きるの

2001-10-22

 四十肩・五十肩の正式名称は肩関節周囲炎で、肩関節の周囲に起きる炎症のことです。
 広い範囲を動かせるよう、肩の関節は複雑な構造をしています。そのため、炎症を起こしやすい部位でもあります。
 中高年に多く起きるため、四十肩・五十肩と呼ばれていますか、原因ははっきりわかっていません。

Q…肩こりとの違いは
 肩こりは悪い姿勢や、緊張などで、肩や首が疲労し血行が悪くなるために肩に痛みやだるさが発生します。
四十肩・五十肩は上腕二頭筋の炎症、肩峰下滑液包炎で、肩関節の周囲の炎症になります。
Q…治療法は?
 四十肩・五十肩は放っておいても半年から一年で自然に治りますが、「いつ治る」という不安がつきまといます。
きちんと整形外科にかかって診察してもらい、肩こりなのか肩関節周囲炎なのか、肩関節周囲炎ならばどこの炎症なのかをきちんと診断してもらい、運動療法・薬物療法を上手に使い、治療していくことが完治への早道です。
 薬物療法は鎮痛剤や抗炎症剤の服用、鎮痛剤配合の外用剤の使用、痛みがひどい場合はステロイド剤やヒアルロン酸の関節内投与があげられます。
 運動療法は毎日痛みがこない範囲で肩運動を繰り返します。
 どの治療法にしても、きちんと医師の指示を受けるのが、完治への早道と思われます。
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