ななしま薬局・そよかぜ薬局|長崎県長崎市・長与町

ななしま薬局・そよかぜ薬局|オフィシャルサイト

毒キノコ

2008-10-19

18日の毎日新聞ニュースで、「北海道は18日、同日高町の会社宿舎の従業員16人が同管内新冠町の山林で採取したキノコを食べ、20~70代の男女12人がおう吐や下痢など食中毒症状を訴えたと発表した。静内保健所はシイタケに似た毒キノコ「ツキヨタケ」を食べたことが原因と断定。12人はほぼ回復している。
 静内保健所によると、同社従業員が16日にキノコを採取し、宿舎の調理人が17日の朝食でみそ汁にした。従業員は「シイタケだと思った」と話しているという。ツキヨタケはシイタケやムキタケと誤って食べるケースが多く、死亡例もある。
 道内では今年、9月に北広島市の70代男性が毒キノコ「テングタケ」を食べ、一時意識不明になるなど毒キノコによる食中毒が4件発生している。キノコ狩りシーズンを迎えていることから、道は注意を呼びかけている。」飛び込んできました。
先日の漢方薬・生薬認定薬剤師講習会で講習があったばかりで、私にとってはとてもタイムリーなニュースでした。
その講義の中でもあったのですが、日本には約2500種のキノコが存在し、多くが食用として有用なものですが、間違って食べると中毒を起こすものも数多く含まれています。
毒キノコだけを見分ける簡単な方法はなく、毒キノコを覚える以外ないそうです。
世界では300種、日本にも200種の毒キノコがあるので全部覚えるとなると結構たいへんです。また、一見椎茸に似ていても違ったりとか見分けるのが大変な品種もあります。
私もキノコは好きで椎茸・シメジ・エリンギ・舞茸などこ、れからとてもおいしい時期に入ります。キノコ狩りをして自分が取ったものを食する楽しみはあるのでしょうが、判別できないのであれば専門の方に確認してもらってから食するのが一番だと思います。

スタッフ募集
お問い合わせフォーム

アーカイブ