ななしま薬局・そよかぜ薬局|長崎県長崎市・長与町

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血圧と塩

2008-02-22

 食塩の取りすぎは血圧を上げると言われています。どうして食塩を取りすぎると血圧が上がるのでしょうか?
塩を食べるとしょっぱくて、たくさん食べるとのどが渇きますよね。のどが渇くと水を欲しくなりますよね。それが、体の中で起きていると考えてください。
体の中に多くの塩分がとり込まれると、血液中の塩分の濃度が高くなり、体がこれを薄めようと作用します。このために血管中に水が取り入れられ、高くなった塩分の濃度を薄めることになります。血管の中に水分が入ると、全体の血液量が増えるので心臓に負担をかけたり、むくみの原因の1つとなったりします。
 医師や栄養士さんが塩分を控えるように話すのはそのためです。
薬で血圧を下げようとしても、食生活が上手くできていない状態なら効果も上がらない可能性があります。
健康な人でも1日に10g以下を目標にしてください。高血圧、心疾患のある人は医師から指示された塩分量(一般に7g以下)を守って下さい。

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