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RSウイルス

2010-12-24

RS「アール・エス」 ウイルス(respiratory syncytial virus: RSV)は、乳幼児の代表的な急性気道感染症(細気管支炎、肺炎など)の主な原因ウイルスです。
毎年、冬期に流行し、乳児のほとんどが2歳までに感染し、その後も感染を繰り返します。
RSウイルスは接触や飛沫を介して気道に感染し、2~5日の潜伏期の後、発熱、鼻水、咳などで発症、通常1~2週間で軽快します。
しかし一部の患者さんでは上気道炎から下気道炎に進展して気管支炎、肺炎を発症し、重症化します。また、心臓や肺に基礎疾患を持っている乳児は重症化するとも言われています。
冬季に乳児が鼻汁、咳に引き続いて「ぜいぜい」してきたような場合には、その3~4割
がRSウイルス感染症によると考えられます。
RSウイルスには、石けん、消毒薬などで容易に感染力を失いますので、手洗い・うがいが一番の予防策になります。

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