ななしま薬局・そよかぜ薬局|長崎県長崎市・長与町

ななしま薬局・そよかぜ薬局|オフィシャルサイト

坐薬の使用順番

2010-10-28

坐薬の使用する順番について質問がありました。
 小児で、熱があり、薬を飲んでも吐いてしまう時、熱を下げる「アセトアミノフェン坐剤」と、吐き気を止める「ドンペリドン坐剤」が処方されることがあります。また、熱が高い時、熱性けいれんを起こしやすい小児には、熱を下げる「アセトアミノフェン坐剤」と、けいれんを予防する「ジアゼパム坐剤」が処方されることもあります。2種類の坐剤を一緒に使っても大丈夫でしょうか?
 ① アセトアミノフェン坐剤(商品名:アンヒバ、アルピニー、カロナール等)
 ② ドンペリドン坐剤(商品名:ナウゼリン、ミオナゼリン、モンロビア等)
 ③ ジアゼパム坐剤(商品名:ダイアップ)
 医師が指示をした通りに使用しますが、一般的には、相互作用を防ぐために、次の順序で使用します。まず、②の「ドンペリドン坐剤」を入れ、30分以上経ってから①の「アセトアミノフェン坐剤」を入れます。
 「ドンペリドン坐剤」は、肛門から入れると、直腸内の分泌液(水分)により溶けて、有効成分であるドンペリドンが直腸の粘膜から吸収されます。また、「アセトアミノフェン坐剤」は、肛門から入れると、直腸の体温により溶けて、有効成分であるアセトアミノフェンが直腸内の分泌液と混ざり吸収されます。「ドンペリドン坐剤」と「アセトアミノフェン坐剤」を連続して入れてしまうと、ドンペリドンの吸収が遅れてしまい、吐き気止めの効果が弱まってしまう可能性があります。
 同じように、「ジアゼパム坐剤」と「アセトアミノフェン坐剤」を連続して入れてしまうと、ジアゼパムの吸収が遅れてしまい、けいれんを予防する効果が弱まる可能性があります。「ジアゼパム坐剤」と「アセトアミノフェン坐剤」を使用する場合は、まず、③の「ジアゼパム坐剤」を入れて、30分以上間隔をあけて、①の「アセトアミノフェン坐剤」を入れてください。
 「ドンペリドン坐剤」を入れてから吐き気止めの効果が現われるまで、約1時間かかります。飲み薬を飲ませるときは1時間位たってからにしましょう。
 小児用坐剤の使用方法などに関してご不明点がありましたならば薬剤師にご相談願います。

その他の人気記事

スタッフ募集
お問い合わせフォーム

アーカイブ