ななしま薬局・そよかぜ薬局|長崎県長崎市・長与町

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目薬とコンタクトレンズについて

2004-03-20

 花粉症の季節、アレルギーの薬は手放せない季節です。
 飲み薬だけでコントロールできると良いのですが、ひどい場合は外用剤も併用する場合があります。
 そこで注意してもらいたいのは、目薬を使っている方です。裸眼やめがねの方は問題ないのですが、コンタクトレンズを装着している患者さんです。
 ハードレンズは、薬品のレンズへの吸着はほとんどなく丈夫なので、目薬の種類によっては、レンズをつけたままでも使えます。
 ソフトレンズは、親水性の材質でできています。このレンズは水を含んでいるため、薬物だけでなく、防腐剤や色素など多くの物質を吸着します。そのため、使える目薬はかなり限られます。ソフトレンズを着けたままで人口涙液以外の薬物の入った目薬を使用したりすると、レンズが薬物などを吸着し、角膜や結膜が薬物に障害を受けたり、レンズが変性して、レンズの寿命が短くなることがあります。
 花粉症以外の方でも使用する機会が多い目薬、安全に使うためにコンタクト装着時は出来るだけ使用しないように注意しましょう。

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