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皮膚の構造Ⅰ

2007-08-05

皮膚は、外側から表皮、真皮、皮下組織の3つに分けられます。
表皮では、新しい細胞が古い細胞を表面に押し上げるようにして常に新陳代謝(ターンオーバー)を繰り返しています。約4週間で上の層から剥がれていきます(これがフケや垢となります)。
表皮
皮膚の3層構造の最も外側にある、0.1~0.3mm程度の薄くて丈夫な層です。表皮も角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4つから出来ています。表皮の外側の部分である角質層は、水をはじき、細菌やウイルス、その他の異物が体内に侵入するのを防いでいます。
表皮の表面はケラチンという丈夫な線維質のタンパク質でできています。これらの表皮上の死んだ細胞層がはがれ落ちると、下の層から新しい細胞が上へと押し出されるようにして上がってきます(ターンオーバー)。
表皮の最も内側の基底層には、メラニン細胞があります。メラニン細胞はメラニン色素を作り出し、メラニン色素は紫外線を吸収し、皮膚の色を変えます。
表皮にはランゲルハンス細胞という、皮膚の免疫機能にかかわる細胞もあります。この細胞は体内に侵入した異物を見つけ出す働きがあり、皮膚アレルギーの発症にも関係しています。
このターンオーバーの異常が尋常性乾癬と言われる疾患になります。

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