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人ごとではない

2010-08-21

先日のネットニュースで、人ごとではないニュースがアップされていました。
『4倍量投与で男性死亡容疑 薬剤師2人を書類送検
2010年8月18日 提供:共同通信社
 東京都足立区の東京医療第一薬局で2008年8月、抗血栓薬を処方された心臓病の男性=当時(82)=が約1カ月後に死亡した事故で、警視庁捜査1課と西新井署は18日、誤って処方せんの4倍量の抗血栓薬を処方したとして、業務上過失致死の疑いで調剤担当と薬局長の薬剤師2人を書類送検した。
 捜査1課によると、書類送検されたのは薬局長の男性(59)=中野区=と女性薬剤師(37)=埼玉県戸田市。薬局長は「大丈夫だろうという慣れがあり、女性薬剤師任せにしてしまった」と容疑を認めている。
 送検容疑は08年8月13日、男性が通っていた病院で出された処方せんに従い、1日1回当たり1・5ミリグラムの抗血栓薬「ワーファリン」を処方しなければいけなかったが、誤って6ミリグラム分を処方して服用させ、9月9日、男性を出血性ショックによる心肺機能不全で死亡させた疑い。
 女性薬剤師は1ミリグラムと0・5ミリグラムの錠剤を合わせて1・5ミリグラムを処方するところを、0・5ミリグラムと5ミリグラムの錠剤を取り違えたため6ミリグラム分を処方した。薬局長は確認を怠った責任を問われた。
 男性は28日分を処方され、26日分を服用したとみられる。2日分が残っていた。ワーファリンは過剰に服用すると出血が止まらなくなる危険性がある。
 同薬局は「担当者がいないので対応できない」としている。』
私も、調剤ミスを起こしたことはあります。
たまたま大事に至らなかっただけです。
この話を聞いて、常に医療事故が背中合わせにあることを再認識しなければいけません。

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