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体重と乳がん

2010-09-24

共同通信社のニュースに下記のような興味深い記事がありました。
『体重増ほど乳がん高リスク 閉経後、女性2万人調査
2010年9月24日 提供:共同通信社
 20歳の時より体重が増えた女性ほど、閉経後に乳がんを発症するリスクが高いとの研究結果を東北大の河合賢朗(かわい・まさあき)客員准教授(腫瘍(しゅよう)外科学)と南優子(みなみ・ゆうこ)教授らがまとめた。約2万人の女性を追跡調査した。大阪市で開かれている日本癌学会で24日発表する。
 閉経後に、肥満が乳がん発症リスクを高めることは分かっていたが、体重増加も関係すると判明。河合さんは「乳がん予防には、急激な体重増加を避けて、適正な体重を保つことが非常に大事だ」と話している。
 河合さんらは1990年、宮城県内に住む40~64歳の女性2万1183人を対象に健康状態や生活習慣を調査。その後、2003年までの約13年間にわたって追跡したところ、期間中に256人が乳がんを発症した。
 体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割った体格指数(BMI)を調査時点と20歳の時について計算。その間の体重の変化と乳がんとの関係についても調べた。
 調査時のBMIが高いほど閉経後の乳がん発症リスクが高く、20歳の時のBMIが高いほどリスクは低かった。20歳の時から調査時点までに体重の増加量が多いほど、閉経後に乳がんを発症するリスクが高かった。』
体重維持は口で言うほど優しいものではないけれど、がんとの因果関係があるとは思いませんでした。

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