禁煙に赤信号
10月1日のコメントでも書きましたが、禁煙補助薬のチャンピックスが供給が追いつかず、禁煙を始めたい新患の方は、ちょっと待ったとストップがかかってしまいました
『禁煙したいが、薬がない! 値上げで患者増、供給不足
2010年10月13日 提供:共同通信社
製薬大手ファイザーは12日、ニコチン依存症の喫煙者に対する禁煙補助薬「チャンピックス錠」について、要望に応じた供給ができない状態と発表した。10月からのたばこ増税を機に禁煙外来を受診し、禁煙治療を受ける人が増えた影響という。
8月までは毎月約7万人分を供給していたが、9月は約17万人、10月は6日時点で既に約8万人分になった。同社は、新規の治療希望者への処方を延期するよう医療機関などに要請。増産に努めているが、新規患者に供給できるのは来年初めになる見込み。
舘ひろしさん出演のテレビCMを前倒しで終了するなど、薬のPRを含んだ啓発活動も自粛する。
ファイザーによると、この薬は飲み薬で、脳のニコチンを受け取る部分をブロックし、たばこを吸ってもおいしく感じなくなる効果があるという。少量で1日1回から始め、次第に回数と量を増やし、3カ月間続ける。
週2回、禁煙外来を開いている東京医大病院総合診療科の平山陽示(ひらやま・ようじ)准教授によると、これまで新規の患者は次の週には予約ができたが、現在は1カ月半待ちの状態。平山准教授は「100円程度の値上げでここまでというのは予想外だが、新規患者に処方できないのは困る。せっかくやる気になって来られているのに…」と心配する。』
メーカーの話では来年になればちゃんと供給できるとコメントを出しています。
タバコが値上がりして、禁煙を選択した方には申し訳ありませんが、今しばらくお待ち下さい。