ななしま薬局・そよかぜ薬局|長崎県長崎市・長与町

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5・6・7月のテーマ「在宅医療」

2012-06-23

日本薬剤師会が、保健、公衆衛生分野を中心とした「かかりつけ薬局」としての機能充実のための年間活動計画を発表しました。
薬局・薬剤師の取り組みを強化するとともに、地域住民に保健、公衆衛生分野の薬局機能をアピールすることを目的としています。
私も地域の薬屋親父になって15年が過ぎようとしています。
在宅はやっているけれど、本当に地域のかかりつけ薬局になれているか不安になる毎日です。
『5・6・7月のテーマ「在宅医療」
~“かかりつけ薬局”であり続けるために~
 超高齢社会を迎え、療養や介護の支援を必要とする高齢者、障がい者や乳幼児等も含めて、住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、保健・医療・福祉が連携した環境整備が求められています。薬局・薬剤師は、医薬品等の供給はもとより、介護や健康づくりも含めて幅広く地域住民の生活を支援する使命を担っており、他職種と連携して積極的に対応していく必要があります。
 さて、「在宅医療」と言うと、ある時を境に在宅医療がスタートし、その人を取り巻く医療・介護チームが編成される- そんなイメージを持っていませんか? 在宅医療チームにおける「薬剤師」の位置づけを考えたとき、介護・看護の訪問系の職種とは少し立場が異なることにお気づきでしょうか。
 薬局・薬剤師は、在宅療養のはじまる前から、薬を介してずっと患者さんの状態を見続けています。そんな「かかりつけ薬局・薬剤師」が、在宅療養が始まってからもずっとチームの一員として関わっていることは、患者さん本人にも、家族にも、そして多職種にとっても非常に心強いことでしょう。
 また、「薬を適切に使用する」ことは、在宅療養の上で重要な要素です。身体の状態変化と薬の関係をみることが出来る薬剤師は、医療と介護をつなぐ重要な役割を担っています。
 家族を支え、多職種をつなぐ薬局薬剤師の役割は非常に大きいものです。
 在宅医療、地域包括ケアシステムは、コミュニティーの構築、まちづくりであるとも言えましょう。地域に欠かせない存在として、「かかりつけ薬局」であり続けるために、業務の場を「薬局」から「地域」へと、拡げていきましょう。』

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