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お薬の飲ませ方〜小児科編〜

2001-06-01
一般的な薬の飲ませ方についてお話します。
これからお話しすることは、あくまでも一般例であり、薬品の種類や剤形によっては適さないこともあるので、
実際の使用に際しては医師・薬剤師とよく相談の上お試し下さい。
 

粉薬の場合有効です。スプーンに粉薬を出して、数滴の水を落として練ります。
幼児の場合は少し水を多めにしてペースト状にして、ほっぺたの内側に塗り付け、その後、湯冷ましを飲ませます。
ミルクやジュースと混ぜた場合、ミルクやジュースの味が変わったりして、ミルクやジュースを飲まなくなる恐れが
ありますので注意してください。


顆粒剤やコーティング剤に有効です。長時間置いておくと薬が溶けだしてきて、味が変わるので注意してください。
食べきれないほどのアイスやヨーグルトと混ぜると残した場合薬の量が変わるので1回に食べきれる量
に止めときましょう。


処方された薬は、指示通りに飲むことが大切です。医者は体重及び年齢などから必要な薬の量
を計算します。 それを薬の作用時間に応じて、1日2~3回に分けて飲むように処方しています。
多くの薬はきめられた量をきめられた回数飲んではじめて効果が期待できるものです。注意して下さい。
シロップを水などに溶かして飲ませる場合はそのときに飲みきれる量のものにとかして下さい。
あまりにも多い水で溶かすと薬の味はわかりにくくなりますが、飲みきれなかった場合、薬の量
が足らずに効果が 出ないことがあります。


薬は起きている間に朝頃、昼頃、夕方頃で飲ませて良いです。食後に必ず飲ませる必要はありません。
逆に食後はおなかがいっぱいで薬を飲んでくれない場合があります。寝てしまった時などは、わざわざ起こしてまで薬を
飲ませる必要はありません。飲ませる時間に寝てしまったときは起きてからあげても良いです。


お薬の好みがあらかじめわかっている時には、薬を処方してもらうとき医師に話して下さい。
せっかくもらった薬でも飲めなければ何にもなりません。また、もらった薬が飲めない時には、剤形を変えたり、
味を変えたりという工夫をしますので、遠慮せずに話してください。


ときどき瓶のまま薬を飲ませたりするお母さんがおられますが、めんどくさくてもこれは止めてください。
数回分を一度に服用してしまったりして、副作用の原因になったりします。また、菌が薬瓶に中に入り薬が汚染されることも
考えられます。1回分をちゃんと別の容器に移し、量を確認してからあげるようにして下さい。
処方された薬のびんに水を入れたりすると目盛りが解らなくなり、1回に服薬させる良が変わることもあるので、
これもさけてください。


シロップ剤はどのくらい保つかは混ぜられた薬によっても違いますので、どのくらい保つということは言えません。一般
には処方された日数で服薬してしまうのが良いと思います。保存剤を使用しないので一般
に売られている薬より冷蔵庫に入れていても保ちません。2週間以上たったものは使用しないのが無難です。
次の風邪の時に使用できるからと言ってとっておられる方が多いのですが、症状や体重も変わっていたりして、また薬の効果
も落ちていることもあるので、古くなった薬は子供のために飲ませないでください。
粉薬はシロップ剤に比べて保管は長くできますが、それでも3ヶ月から半年と考えてください。特に梅雨の時期は空き缶
に乾燥剤を入れてきちんとふたをして保管してください。薬が湿ってきてサラサラしていないものは服用をさけてください。


赤ちゃんに薬を飲ませるとき、お母さんはまず、ミルクの中に薬を入れて飲ませる方法を考えつきます。ミルクは赤ちゃんの食事。必ず飲むものです。

ところが、味が変わって赤ちゃんをミルク嫌いにするおそれがあるのと、ミルクの飲み残しが出れば、薬の一回分の量
を正しく飲んでもらえないことになるからです。

ある種の薬は、ミルクと反応して体内での吸収が悪くなることもあります。同じように、酸性の薬ではミルクが分離され、固まるものもあります。

また、ミルクだけでなく、酸性のジュースや乳酸菌飲料でも分解される薬があります。薬はできるだけ湯ざましで飲ませてください。

また、ミルクのあとに薬を飲ませようとしても、おなかいっぱいの赤ちゃんは、なかなか飲んでくれません。食後よりも、授乳直前に飲ませるほうがいいのです。


まず水ぐすりでしたら、味見をしてみて下さい。通常はそのままか、少し水で薄めてあげますが、飲まない場合ジュースなどにまぜたりすると思いますが、この場合、混ぜる物によってはとんでもない味に変わることがあるので、まずはじめに味を確認してみましょう。次に、味に問題がない場合ですが、お子さんがジュース類を嫌いな場合、これはなかなか大変です。多くの水ぐすりは、甘い味に調節してあるからです。このような場合は主治医と相談して、粉薬(ドライシロップ)にしてもらうかスポイトで奥歯の付近に流す方法を試して下さい。スポイトを使っても前の方で飲ませようとすると、吐き出されてしまう可能性があります。のどの方へ薬が流れていくような位
置でそっと放してやることがコツです。

次に粉薬(ドライシロップを含む)ですが、単に水で溶くだけで飲んでくれる場合もあります。それでダメなときには、お薬を少量
の水で団子状にします。それを上顎やほっぺにこすりつけて、水を飲ませてください。

あとは、一般的な問題ですが、食後にこだわるとうまくいかないことがあります。おなかがいっぱいな時はうまく薬を飲んでくれません。子供の薬は食後にこだわることはないので、子供が起きている間を3等分して飲ませてください。

この他の方法としては、手間はかかりますが、チョコレートを準備して下さい。チョコレートを溶かし製氷皿に子供が一回に食べれる量
を入れます。その時に飲み薬を入れそのまま固めます。できあがった薬入りのチョコレートをガリガリかませながら服用させて下さい。口の中でゆっくり溶かすと薬の苦みがでることがあります。

3歳以上になれば、きちんとお薬が必要な訳を説明し、納得できれば飲んでくれるはずです。ただし、水薬よりも粉薬のほうが好きというような場合は、主治医にお願いして、できるものなら希望に添った内容にしてあげるとうまくいくかと思います。

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