ななしま薬局・そよかぜ薬局|長崎県長崎市・長与町

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軟膏の使用方法

2001-06-01
◆軟膏・クリーム〔皮膚疾患)
患部に薄くのばして下さい。湿布する場所を間違えないように注意して下さい。頭、顔、体、腕、足等は部位
によって皮膚の厚さが異なり、使用する外用剤も変わってきます。
ステロイド〔ホルモン〕剤は現在5段階の強さに分類されており、顔には一番弱いステロイド剤が多く使われます。
体に使う強いステロイド剤を使ったりすると副作用の起きる原因になることがあります。
使用回数は1日1~2回程度です。特に顔や腕等、日光の当たる所は副作用防止の為、夜入浴後の1回程度にとどめるのが良いでしょう。

◆軟膏・クリーム・ゲル剤(鎮痛)
すり込む時は痛い部分より広めに使うことが大事です。
使用する部位によくすり込んで下さい。ただ単に塗っただけでは鎮痛効果は弱くなります。
また、ゲル剤はアルコールを基剤にしている為、ただ塗っただけではベタベタして気持ちの悪い薬になります。3~5分間マッサージをするとベタベタ感が無くなり、さらにマッサージを続けると薬のカスが出てきます。面
倒ですがここまで使用して下さい。
1日3~4回使用するのが目標ですが、1日中こればかりすることは不可能です。自分で使用できる時間を見つけ、最低でも1日1回は使うようにしてみて下さい。

◆軟膏とクリームの違い
外用剤では同じ主成分でもそれを使っている基剤によって違う製品になります。
クリーム剤は皮膚への浸透性がよく、またのびも良いので使用感、使い勝手が良いです。しかし患部が湿潤していたり、びらん部位 には使用できません。また皮膚刺激もあります。
軟膏は保湿、皮膚保護作用、肉芽形成作用等、使用範囲は広いのですが使用感が悪く、べとつきがあります。 また冬場は固くて使いにくく、夏場は気温の為、少しどろっとなります。

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