ななしま薬局・そよかぜ薬局|長崎県長崎市・長与町

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考えさせられます

2009-02-05

 今日在宅を行っていて、ある患者様の家族の方から母親(患者)に対する話を聞きました。私は毎日携わっている患者様だけれども、その周りにいる家族のことを時折忘れて医療の押しつけを行っているのではないかと考えさせられました。その方の許可を得たのでその話をアップします。
家族の方がどのような気持ちで患者様とふれあっているか、もう一度医療の原点に立って考えてもらえたら嬉しいです。
「たった 1つの命だから 」
私は大事に大切に優しく看取りたい
母は93歳 在宅で6年間、寝たっきりの生活。
8年前 認知症の発病、そして 昨年は 大腸癌発病
余命3ヶ月 手術をして元気になり 笑顔を見せてくれる母
癌の病巣は まだ残っているけど 大手術に耐えてくれ
私に いつも 優しく接してくれている母。
時として、私の事すら覚えていない母。 でも 私にとって この世でただ一人の母。
時として、涙する日々。 悲しい顔をしていると私の母親に戻ってくれます。
介護に明け暮れる日々。
手術をした事すら忘れている母。
それでいいの?痛く 辛く 苦しい事は忘れてください
排泄のお世話をする時「 ありがとう、 ごめんね! 」と言葉をかけてくれる母。
時として、娘の私の事を「 私の おかぁーちゃん 」と言ってくれる母。
残された時間がどれ程 残っているかわかりません
母と私にとって今 そして、今日と言う日が たった1つの時間 命です。
優しくできない時もあるけど 私は母の笑顔が大好きです。
93年間 たった1つの命で 7人の子供を育て 支えてくれた母。
命の火が燃え尽きる日まで そっと そっと 命の火を大事にしようね!
たった1つの命だから 
私の宝物だから
母が頑張ってるから
私も頑張れます
お母さん 「ありがとう」天国にいる父の所に行く日まで
頑張って 笑って 笑って 笑顔で生きようね
ありがとう お母さん たった1つの命だから

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