メラニン色素
2007-08-12
メラニンとは、皮膚や毛、目の結膜などに存在する黒色の色素細胞のことで、人の皮ふの場合、基底層と呼ばれる部分に存在しています。
髪の毛の色や、肌の色を決めているのもこのメラニンの量なのです。色の黒い人ほどメラニンが多く、白い人ほどメラニンが少なくなっています。メラニンが多い人ほど紫外線の感受性が低く、少ない人ほど感受性が高いということです。
人の肌の色は人種によって大きく異なりますが、同じ人種でも個人差があります。
メラニン色素は、体を紫外線から守る大切な働きをしています。
もしメラニン色素がなければ、皮膚の奥深くまで紫外線が入り込み、紫外線による炎症などが起きやすくなってしまいます。また、紫外線による皮膚癌の発生も多くなってしまいます。