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薬剤師外来

2011-04-16

 京都の市立舞鶴市民病院や千葉県柏市の国立がんセンター東病院や国際医療福祉大学三田病院には薬剤師外来というものがあるそうです。
熊本日日新聞に
『がん医療は入院から外来への転換期にある。飲み薬の抗がん剤の種類と選択肢が増え、通院して社会生活を送りながら、治療を受けるがん患者が急増している。しかし、なお入院しないで、抗がん剤の副作用に適切に対処し続けるのは難しい。国立がんセンター東病院(千葉県柏市)は昨年、薬剤師が患者にじっくり面談する初の「薬剤師外来」を始めた。その後の医師の診察がスムーズに進み、患者の不安を和らげるのに役立っている。チーム医療で薬剤師の仕事も患者に向き合うよう変わりつつある。
 東病院には2007年、国立病院で初の通院治療部が発足。48床の通院治療センターと患者家族総合支援センターからなる。化学療法外来の件数は10年で4倍に増え年間1万4千件を超えた。
担当のがん専門薬剤師の松井礼子さんは「外来のがん患者には不安がある。『待ってました』と言わんばかりにしゃべる方も多い」と話す。医師は忙し過ぎて、患者が十分に話しきれない。この不満は薬剤師外来でかなり解決できる。診察する医師に処方薬の提案なども伝え、話の骨子は電子カルテに打ち込んで、医療チームで共有する。
 東病院薬剤部の遠藤一司部長は「薬に関しては薬剤師がプロ。副作用を減らし、がん治療を続けるのに貢献している」とみる。一連の対応で患者の緊急入院率は低下、1%を切るまでになった。
 ただ、薬剤師外来は健康保険の診療報酬の対象外のため、病院の負担になる。遠藤部長は「有効性を立証して診療報酬が付くようになれば、全国に広がる」と期待する。』
同じ薬剤師から見てもすばらしい取り組みだと思えます。
日本の調剤薬局で薬剤師外来というものを始めることが出来たらすばらしいと思えてきました。

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