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ぜんそく発作に強く関係、新たな物質突き止める

2010-10-20

またまた、頼もしい発見の発表があっていました。
喘息で悩んでいる患者さんやその家族は数多くいて、その患者さんの事を考えるととても重要な発見だと思います。
商品化などはまだまだ先なのでしょうが、少し光が見えてきた様に感じます。
『ぜんそく発作に強く関係、新たな物質突き止める
2010年10月19日 提供:読売新聞
 ぜんそくの発作に強く関係している新たな物質を、国立成育医療研究センター研究所と東京大の研究チームが突き止めた。
 この物質は、アレルギー性疾患の主な原因とされる免疫物質(IgE抗体)がない状態でも発作を引き起こすもので、新しい治療法の開発などに役立つ成果だ。
 アレルギーの多くは、異物に対するIgE抗体の過剰反応で起こる炎症性疾患とされる。ぜんそく患者も炎症が見られたことから、発作は、ダニなどの死骸(しがい)にIgEが反応して起きると考えられていた。
 同研究所の大保木啓介研究員らは、ぜんそく患者の体内でインターロイキン(IL)33という物質を作る遺伝子が多く発現していることに着目。この遺伝子を壊したマウスは、皮膚炎などIgE抗体によるアレルギー症状を呈したが、ダニには反応せず、大量吸入しても発症しなかった。』

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