ななしま薬局・そよかぜ薬局|長崎県長崎市・長与町

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坐薬の使用方法

2006-06-01
坐薬の多くは解熱剤・痛み止め・吐き気止め・痔の薬・ケイレン止めです。
先のとがった方を肛門から挿入します。挿入後、坐薬が出てこないよう5秒ほど押さえてください。
挿入しにくい場合は、坐薬の先の方を水で濡らしてから挿入してください。

 

Q.坐薬挿入後にうんちをしたらどうするの?
 坐薬は排便後に挿入するのが良いのですが、こどもの急な発熱やけいれん発作などの緊急な場合にはそうはいきません。こどもの場合、肛門を刺激するため坐薬を挿入してうんちをする場合があります。けいれん止めの坐薬の場合は主治医にすぐ連絡をして指示を受けて下さい。
 ここでは、解熱剤の坐薬の対処方法について書いておきます。坐薬挿入後やうんちと一緒に坐薬の本体がきれいな状態で出てきたら、新しいものを指示された量、挿入してください。1時間以上経ってうんちをした場合は形はなく油がうんちと一緒にでてきますが、薬物の吸収は終わっているので心配はないのですが、10分~20分ぐらいでうんちをした場合はほとんどが溶けて本体がそのまま出てくることはありません。それに薬物の吸収も始まっているし、どれだけ薬物が吸収されたかも解らないので、新しいものを指示された量使うと副作用の起こる場合があります。そのようなときは、再度坐薬を使わずに経過を観察してください。30分~1時間おきに熱を計り、熱が上がってきたら、こどもの様子を見ながら、6時間以内でもかまわないので使用して下さい。熱が上がっていても、元気にしているようならば、すぐに使う必要はありません。

 

Q.坐薬保管方法
 坐薬は、冷所で保管するものと室温で保管できるものがありますが、室温が高いと坐薬が柔らかくなってしまいますので冷蔵庫などの冷所に保管するのがよいでしょう。
 また、坐薬も他の薬品同様使用期限があるので、薬をもらったときの袋に入れ日付を入れ、いつもらったか判るようにしておきましょう。1年以上経ったものは処分するのが望ましいでしょう。
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