ななしま薬局・そよかぜ薬局|長崎県長崎市・長与町

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インフルエンザの感染

2009-09-03

最近、インフルエンザの患者さんがちらほら見られるようになりました。
今日薬を渡すときにインフルエンザはどうやってうつるんですか?という質問を受けました。
インフルエンザの主な感染経路は、飛沫感染と接触感染です。
飛沫感染とは感染した人がした咳やくしゃみなどの飛沫とともに放出されたウイルスを健康な人が吸入することによって感染します。
接触感染とは皮膚や粘膜の接触により感染することです。
医療従事者の手や医療機器を通して、また感染した人がくしゃみや咳を手で抑えた後など、机やドアノブ、スイッチなどに触れることで、その触れた場所にウイルスが付着し、その付着した場所を健康な人が手で触れ、その手で食器などを触りそれが体内に入り感染することです。
これらのことから、手洗い・うがい・マスク使用・人混みの中に入らないことがインフルエンザの予防になります。

やっちゃった!打撲の処置

2009-09-02

 最近体を動かすことに目覚めて色んな運動をやっているのですが、目的の腹囲はなかなか・・・・。体重も・・・・・。
今回はその事はさておき、月曜日にみんなと楽しくバドミントンをしていました。
ちゃんと準備運動もして体調万全だったのですが、シャトルを追いかけ移動した瞬間、右足をまっすぐついたつもりが何故が外側部から着地・・・。当然のことながらコートにスライディングしてしまいました。
 帰宅後、それほど痛くはなかったのですがアイシングをして湿布もして就寝。
朝起きた時に足に力が入らず、布団に倒れ込んでしまいました。
 足に力が入らず、足首に心臓があるようだったので在宅途中で整形外科に行きました。見慣れた患者さんから「今日は患者ですか」と愛情の言葉を頂きました。
診察の結果、骨には異常が無く靱帯を痛めていると言われサポーターで固定されました。2週間はバドミントンは禁止と言われましたが、筋トレはOKとのこと。
家に帰りサポーターを外すとなんと内出血まで・・・・;;
スポーツには怪我はつきものと言いますが、怪我すると気持ち的にへこみます。
IMG_1037.JPG
汚い足ですが・・・・。
■打撲・捻挫の応急処置
「RICE」療法。
R=Rest(安静)
患部を動かさずに安静にします。
I=Icing(冷却)
冷却して炎症の広がりを抑えます。患部の毛細血管を収縮させ、ここからの出血を抑えて、腫れを予防します。ケガをした直後が効果的、遅くとも30分以内に。まだ患部がハレてこないうちに冷やしはじめれば効果大。
C=Compression(圧迫)
患部を包帯などで圧迫し、内出血を抑えます。
ただし、強く縛り過ぎると、その先に血液が流れにくくなるので、ほどよくが大事です。アイシングと同時に行うと効果大。氷(保冷剤)を患部に当て、伸縮包帯を巻けば良い。圧迫するだけにして、決して患部をもんだりしないこと。血行が良くなり、腫れがひどくなります。
E=Elevation(高挙)
患部を心臓よりも高く挙げて、血液の心臓への戻りを良くして、患部の腫れを防ぎます。足首や膝なら足を高くして横になり、腕なら三角巾でつるすのが良いです。
選択する湿布剤は、一般的に「急性には冷感、慢性には温感」です。
筋肉痛や軽度の打撲などで“熱・腫れ”がある場合には冷感湿布。
肩こりや腰痛などで、筋肉が緊張し“血行不良”となっている慢性病の場合には温感湿布です。
科学的に言うと、湿布剤は多くの水分を含んでいるため貼付部位の体温を下げますが、プラスター剤(薄い肌色のぺらぺらなもの)はプラスチック製剤であるため、貼付部位の体温を上げると言われいます。
使ってみて気持ちが良いと思うのを選択するのが良いと思います。

インペアード・パフォーマンス

2009-09-02

 インペアード・パフォーマンスって聞き慣れない言葉ですね。インペアード・パフォーマンスって何でしょう?
 抗ヒスタミン薬(痒み止め・鼻水止めなど)を飲むと、患者全体の20~30%は、眠気やだるさを自覚するといわれます。私も結構眠くなります。しかし、残りの人は眠気を感じないと言います。
でも、その残りの80~70%の方の一部では、精神機能や運動機能などに影響が現れているケースが多いのです。
知らず知らずのうちに集中力や、作業能力が低下した状態で、眠気とは違い本人が自覚しにくいものです。例えば自分はしっかりしているつもりなのに簡単な計算問題を間違えたり、英単語を覚えたりするときにいつもより効率が悪かったりする事があります。この機能低下を
「インペアード・パフォーマンス」と言います。
 インペアード・パフォーマンスは薬が脳に移行して起こってしまいます。最近は脳に移行しにくい薬が開発されいます。
車を運転する方・受験勉強の方などこのインペアード・パフォーマンスを起こすと困る方は主治医によく相談してみてください。

多汗症

2009-08-23

皮膚科の先生より多汗症を治療したいからと相談を受けましたが、私自身名前は知っていても疾患としてはあまり知らなかったので調べてみました。
人は体温調節のために汗をかきますが、多汗症とは、その体温調節と関係なく汗の量が異常に多くでる疾患です。
原因は緊張・不安によるストレスで、体温上昇とは関係なくエクリン腺より汗が過剰に放出される疾患である。
頭部・手・脇に多く見られますが、どれくらい汗をかくと多汗症だというきっちりとした線引きは今のところ無いようです。
今回は医師と相談して塩化アルミニウムの外用剤を作りました。
上手く効いてくれると良いのですが・・・・。
治療には外用剤や内服では安定剤、注射ではブロックを行うこともあります。
「自分はもしかしたら多汗症かも?」と思われる方は、専門医にきちんと相談してみて下さい。

蜂蜜の日

2009-08-03

 8月3日は「8」はち、「3」みっつの語呂合わせで1985(昭和60)年、日本養蜂はちみつ協会と全日本はちみつ協同組合が、この日を蜂蜜の日と制定しました。
 蜂蜜にはビタミン類としてビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ニコチン酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンC、ビタミンK、コリンが含まれており、ミネラル分としてカルシウム、鉄、ナトリウム、マグネシウム、カリウムなどが含まれています。
含有量は季節や花の種類によって若干違いがあるそうです。
 夏バテの予防に栄養価値の高い蜂蜜をとってみてはいかがでしょうか?
但し、蜂蜜は滅菌処理をしておらず、ポツリヌス菌が含まれている場合があるので、幼児には摂取させないようにしましょう。
 

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