ななしま薬局・そよかぜ薬局|長崎県長崎市・長与町

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結核はどれくらいで治るの

2008-05-16

 結核の治療は主に薬物療法です。抗生物質を3~4種類服薬してもらうことになります。
服薬期間は6~9ヶ月間になります。ただし、これは毎日きちんと薬を飲み続けた場合です。
服薬を開始してしばらくすると、咳・痰・発熱は治まり体調も良くなってきます。ここで治ったと自分で判断して服薬を中止したりすると、結核菌が生き残り、最悪の場合耐性化してしまい治療が困難になります。
もし結核にかかったら、長期にはなりますが自己判断で中止などせず、医師・薬剤師・看護師の説明する通りにきちんと服薬を続けてください。
                             気をつけよう結核結核

気をつけよう!結核

2008-05-15

 3週間以上長引く咳には注意してください
結核は現在も減ることはなく、逆に増え続けている感染症の一つです。日本でも年間に約3万人の結核患者が新たに増え、約2千人の方が結核で命を落としています。
 
 最初は風邪症状と似ているため、風邪か結核かと自己判断することは、不可能です。
病院でのレントゲン検査、ツベルクリン検査を行い、医師に判断してもらいます。
 

妊娠と薬

2008-04-29

部屋を整理していたら昔習ったノートが出てきました。
読み返してみたら妊娠と薬の所があったのでアップします。
妊娠時投薬の原則
①妊娠可能年齢にある女性には、妊婦にも安全な薬を常に使う
②最終月経開始日から28日以上経った女性は注意
③器官形成期に入らないと妊娠診断薬での判定は出来ないので、妊娠が判明してからは手遅れ
常に妊娠を考慮に入れた薬物療法計画が必要
妊娠時の薬物療法のポイント
①妊娠か否かを確認
②器官形成期の投薬は極力避ける
③危険性の低い良く使用されている薬物を選択し、新薬は投薬しない。
④必要量を短期間投薬
⑤投薬量は最小限にこだわらない
⑥できるだけ単剤投与
妊娠期間中での薬物の影響
①受精前から妊娠3週末までに投薬された薬物の影響(無影響期)
 胎児に対する影響はなし、ただし残留性のある薬物は注意
②妊娠4~7週末までに投薬された投薬された薬物の影響(絶対過敏期)
 胎児に対する催奇形性の影響がもっとも敏感
 薬剤投与はすべてにおいて慎重に
  特にホルモン剤、ワーファリン、向精神薬、脂溶性ビタミン
③妊娠8~15週末までに投薬された薬物の影響(相対過敏期・比較過敏期)
 重要な器官形成終了
 性器の分化など進行中で影響あり
④妊娠16~分娩までに投薬された薬物の影響(潜在過敏期)
 奇形のような形態的異常は形成されない。問題は機能的発育に及ぼす影響
読み返してみるとちょっと難しい内容でしたが、薬は人の手が作り出したものであり、妊娠女性や胎児に対する影響は大きいものがあります。
この薬物の影響から母胎と子供を守るため、妊娠の可能性や妊娠を希望されている女性は、その旨を医師、歯科医師、薬剤師に報告してください。

お薬手帳

2008-04-24

4月より後期高齢者制度が始まり患者さんにお薬手帳を持たせることが義務づけられました。患者さんにお薬手帳を見せると、半分以上の方が「これは何ね」と言われます。 「お薬手帳」とは 、受診した病院の先生が処方したお薬の名前や飲む量、飲む回数などを記録します。この記録があると、他院の医師や他の薬局薬剤師はその患者さんがどのようなお薬を使用しているかを知ることが出来ます。 また、他の病院などでお薬をもらうときにも、医師・歯科医師や薬剤師にこの手帳を見せることで、薬が重複したり、相互作用を起こしたりすることを予防することが出来ます。 実際使ってみると、他の医院の処方された薬が分かるため大変便利だし、数名の方の重複投与を予防することも出来ました。 後期高齢者以外の方でもこの手帳を持つことが出来ます。かかりつけ薬局薬剤師に相談してみてください。

ジェネリック医薬品にすると安くなるの?

2008-03-18

 ジェネリック医薬品に変更することで支払額は安くなります。
 風邪をひいたりして薬をもらっても、数日で治ってしまう場合は、薬代はあまり気になりません。でも、慢性疾患では、薬を飲みつづけなければならないため、薬代の差額は大きくなります。また、何種類もの薬を飲んでいる場合、その差はさらに広がります。
しかし医薬品には薬価というものが定められているため、その錠数分の差額の1~3割分が安くなると考えてください。
簡単に言えば薬価の差が大きいほど安くなります。逆の言い方をすれば薬価差のあまりないものはジェネリックに変更しても、支払額にそれほど変化がありません。
 これらの変更に伴う支払額の差についても、かかりつけ薬局の薬剤師の先生に相談されてみてはどうでしょうか?

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